治療は魔法



インドネシアのマッサージは有名です。市中のマッサージセンターに行けば、数百円で足のつま先から頭のテッペンまで1〜2時間入念に揉み解してくれます。マッサージ師はお姉さん方が多いようです、きれいなお姉さんにあたれば更に幸せ。

しかし馴れないとなかなか強烈です。特に足のマッサージがキツイ、指・甲・土踏まず、どこを押えられても飛び上がるほどイタイ!(中国の足マッサージも強烈) お手柔らかにと懇願しても「キツクしてないでしょ!」といって緩めてくれません、なるほど余り力を入れていないよです。しかし当方はのた打ち回る事になります。そこでお姉さん方はやおら診断を下します「貴方の胃は調子が良くない、ここを押すと痛みがはしるでしょ」とか、ああだこうだと説明してくれます。確かにマッサージ後は疲れも取れるし体も軽くなります。スチームバスにも入りさらにスッキリいたします。

ある時マッサージを受けていると「貴方は風邪をひいている」と言われました。「自覚症状は無いが引きかけているかもしれない」と応えると、「では治療をしてあげる」との事です。おいおい、マッサージで風邪の治療が出来るのか?

どうするのかと見ていると、お姉さんはやおらコインを取り出しました、日本の五百円玉位の大きさのコインです。それで私の背中をこすり始めました、痛いのなんのこすった痕は当然みみず腫れになっています。始めたものは仕方が無い、これも経験最後までやってもらおうと覚悟をきめました。まあご丁寧に背中と腹の両面です、まっかかに腫れ上がってきます。当分プールにも入れない、まことにみっともない姿に成り果てました。
こすることで皮膚に刺激を与え、血行を良くするといたような効果でもあるのでしょうか?

2〜3日してから、みみず腫れが残ったままで又マッサージに行きました、違うお姉さんでしたが傷跡?を見て「風邪を引いたのか?」と言われました。インドネシアとは、なが〜いお付き合いですがこのような風習があるとは不覚にも気が付きませんでした。現地の友人に聞いても、「風邪を引いた時はやるよ」とのこと。なるほど、おかげさまで風邪なんぞ引いている余裕はありませんでした。

あなたもインドネシアではけっして風邪など引かないように!